Binance(バイナンス)のアカウント情報のなかには、自分で簡単に変更できるものと、カスタマーサポートへの依頼が必須なものがあります。情報を変更したい場合は、まず Binance公式サイト の設定画面を開くか、Binance公式アプリ から手続きを行います。iPhoneユーザーの方は Binanceアプリダウンロード のガイドも参考にしてください。
ここでは、情報の種類ごとに変更可否と手順を解説します。
自分で変更できる情報
以下の項目は、アカウントの「セキュリティ」や「設定」メニューからいつでも変更可能です。
| 項目 | 変更可否 | 難易度 |
|---|---|---|
| ログインパスワード | ✅ 可能 | 低 |
| メールアドレス(差し替え) | ✅ 可能 | 中 |
| 電話番号(差し替え) | ✅ 可能 | 中 |
| ニックネーム / ユーザー名 | ✅ 可能 | 低 |
| プロフィールアイコン | ✅ 可能 | 低 |
| タイムゾーン | ✅ 可能 | 低 |
| デフォルト言語 | ✅ 可能 | 低 |
| 表示設定(通貨など) | ✅ 可能 | 低 |
| フィッシング防止コード | ✅ 可能 | 低 |
これらは本人認証(2FA)を通せば、その場ですぐに反映されます。
自分で変更できない(サポートが必要な)情報
以下の項目は「アイデンティティ(本人確認)」の中核となる情報であり、自由に変更することはできません。
| 項目 | 自己変更 | 解決策 |
|---|---|---|
| 本人確認(KYC)の名前 | ❌ 不可 | サポートへ申し立て |
| 本人確認(KYC)の生年月日 | ❌ 不可 | サポートへ申し立て |
| 本人確認(KYC)の国籍 | ❌ 不可 | サポートへ申し立て |
| 本人確認(KYC)の書類番号 | ❌ 不可 | 原則として変更不可 |
| アカウント作成日 | ❌ 不可 | 変更不可 |
これらは犯罪収益移転防止法などの規制に関わるため、厳格に管理されています。
メールアドレスの変更手順
- Binanceにログイン。
- 「セキュリティ」→「メールアドレス」の「変更」をクリック。
- 旧アドレスで認証コードを受け取り入力。
- 新しいアドレスを入力。
- 新アドレスで認証コードを受け取り入力。
- 完了。
注意点:
- メールアドレスを変えても、本人確認(KYC)の状態は引き継がれます。
- 変更後は、旧アドレスでのログインはできなくなります。
電話番号の変更手順
- 「セキュリティ」→「電話番号」の「変更」をクリック。
- 旧番号またはメールアドレスで認証。
- 新しい電話番号(国番号 +81 など)を入力。
- 新番号に届くSMS認証コードを入力。
- 完了。
パスワードの変更手順
- 「セキュリティ」→「パスワード」の「変更」をクリック。
- 現在のパスワードを入力。
- 新しいパスワードを設定(12文字以上、大文字・小文字・数字混在)。
- 2FA認証(Google認証など)を完了。
- 完了。
パスワードを変更すると、セキュリティ保護のため、すべてのデバイスから強制的にログアウトされます。
本人確認(KYC)情報を間違えた場合
初心者が最も困るのが、本人確認の手続き中に氏名や生年月日を間違えてしまうことです。
- 名前のローマ字綴りを間違えた
- 誕生日を1日ずれて入力した
- 居住国を間違えて選択した
対処フロー
- アカウントの「本人確認(KYC)」ページを開く。
- 「情報の修正」または「申し立て(Appeal)」のリンクを探す。
- どのように間違えたのか、正しくは何なのかを詳細に記載する。
- 正しい身分証明書の写真を再度アップロードする。
- IDを持った自撮り写真などで本人確認を証明する。
- サポートの処理を待つ(通常3〜15営業日)。
アドバイス: 焦って何度も同じ申し立てを送ると、審査が後回しになる可能性があります。一度に正確な情報を送るようにしましょう。
実は「間違い」とみなされないケース
以下のような軽微な違いは、審査に影響しないことが多いです。
- アルファベットの大文字・小文字の違い(例:Taro / TARO)
- 名前と苗字の間のスペースの有無
- 住所の「丁目・番地」の表記順(公的書類と一致していればOK)
実質的な誤り(例:姓と名が逆、生まれた年が10年違う、マイナンバーカードの番号が1桁違う)のみ、修正が必要です。
情報変更によるセキュリティ制限について
短期間に何度も重要な情報(メールアドレスやパスワードなど)を変更すると、リスク管理システムが作動します。
- 出金制限: 変更後24〜72時間は出金ができなくなります。
- 再認証の要求: 追加の本人確認を求められる場合があります。
対策: 情報を変える際は、一度にすべて終わらせるのではなく、計画的に行うようにしましょう。
変更できない「システム上の制限」
以下の項目は、どのような理由があっても変更できません。
- 登録時の国/地域: 登録時のIPアドレスに基づき固定されます。
- ユーザーID(UID): アカウント固有の番号で不変です。
- アカウントの種類: 「個人アカウント」から「法人アカウント」への切り替えはできません。
情報変更のチェックリスト
情報を修正したい時は、以下の手順で進めると効率的です。
- どの情報が間違っているかリストアップする。
- 「自分で変えられるもの」と「サポートが必要なもの」に分ける。
- 自分でできるものを先に終わらせる。
- サポートが必要なものは、証明書類を揃えて一気に申請する。
- 最後にすべての項目が正しいか、マイページで確認する。
よくある質問 FAQ
Q:名前を直さないと取引に影響しますか? A:取引自体は可能ですが、銀行口座への出金時などに、Binanceの名前と銀行口座名義が一致しないと着金が拒否されるリスクがあります。
Q:国籍を変更することはできますか? A:非常に困難です。別の国の国籍を取得した場合は、既存アカウントの情報を更新するのではなく、一度サポートに相談して指示を仰ぐ必要があります。
Q:生年月日の修正に書類は必要ですか? A:必須です。身分証明書の写真がない限り、生年月日の修正は認められません。
Q:情報の変更に手数料はかかりますか? A:一切かかりません。手数料を要求するような案内は詐欺ですので注意してください。