米国(US)のApple IDを作成することは、iPhoneユーザーがBinance(バイナンス)を利用するための標準的なステップです。まずはPCなどのブラウザで Binance公式サイト からアカウント登録を済ませ、その後にApple IDを切り替えて Binance公式アプリ をダウンロードしましょう。地域切り替えの全体的な流れは Binanceアプリダウンロード ページに記載されていますが、ここでは米国アカウントの作成手順を詳しく解説します。
事前準備リスト
| 項目 | 要件 |
|---|---|
| メールアドレス | 新しいアドレス(Gmail / Outlook / iCloudなど) |
| 電話番号 | 現在お使いの番号でOK(日本の番号でも可) |
| 米国の住所 | インターネットで見つけられる実在のストリート名 |
| 生年月日 | 1990年など(成人していること) |
| クレジットカード | 不要 |
VPNは不要です。すべてのプロセスは通常のネットワーク環境で完了できます。
ステップ1:メールアドレスの用意
Apple ID専用の新しいメールアドレスを一つ用意します。
おすすめのサービス:
- Gmail(最も安定)
- Outlook(予備として)
- iCloud(iPhoneで直接登録する際に「無料のiCloudメール」を選択)
非推奨:
- キャリアメール(docomo, au, softbankなど、Apple側で認識されない場合があります)
- あまり知られていないマイナーなメールサービス
ステップ2:ブラウザでの登録
Safariなどのブラウザで appleid.apple.com を開き、「Apple IDを作成」をクリックします。
入力のポイント
| 項目 | 入力内容 |
|---|---|
| 国 / 地域 | United States(米国) |
| 名 | ローマ字(例:Taro) |
| 姓 | ローマ字(例:Yamada) |
| 生年月日 | 1990-01-01 など |
| メールアドレス | 用意した新しいアドレス |
| パスワード | 大文字・小文字・数字を組み合わせた複雑なもの |
| セキュリティ質問 | 3つの質問を選び、回答をメモしておく |
| 電話番号 | お使いの番号(日本の場合は +81 を選択) |
入力後、「次へ」をクリックします。
メール認証
メールアドレスに6桁の確認コードが届きます。画面に入力してください。
電話番号認証
SMSで6桁の確認コードが届きます。こちらも画面に入力します。
これでアカウントの基本登録は完了です。この時点ではまだ支払い方法が設定されていません。次のステップはiPhoneで行います。
ステップ3:iPhoneで新アカウントにログイン
iPhoneを操作します。
- 設定 → 自分の名前(トップのアバター)
- 一番下までスクロールして「サインアウト」 (注意:iCloud全体ではなく、「メディアと購入」のみをサインアウトする方法がスマートです。詳細は以下)
iCloudに影響を与えない賢い方法
iCloud全体をサインアウトする必要はありません。「メディアと購入」のアカウントだけを切り替えます。
- 設定 → 自分の名前 → メディアと購入 → サインアウト
- 次に、新しく作った米国アカウントで「メディアと購入」にサインイン
- iCloudは元の日本のアカウントのまま維持されます
これで、写真、メモ、連絡先などのデータは同期されたまま、App Storeだけが米国版になります。
ステップ4:支払い方法の設定を完了させる
新しいアカウントで初めてApp Storeにログインすると、「このApple IDはiTunes Storeで利用されたことがありません」というメッセージが表示されます。
- 利用規約に同意する
- 支払い方法で None(なし) を選択する
- 請求先住所に米国の住所を入力する
- 名前と電話番号は登録時のものと合わせる
米国の住所の入力方法
実在する米国の住所を入力します。消費税のかからない州(免税州)を選ぶのが一般的です。
- Oregon(オレゴン州)
- Delaware(デラウェア州)
- Montana(モンタナ州)
Googleマップなどで、適当な店舗(ウォルマートやマクドナルドなど)の住所を探して入力すれば通ります。電話番号は米国の仮想番号か、+1の後に適当な数字を組み合わせて桁数を合わせるだけでも通ることが多いです。
「None(なし)」が表示されない場合
一部のアカウントでは登録時に「None」が出ないことがあります。その場合は:
- App Storeで課金せずに、まず無料アプリ(何でもOK)を検索してダウンロードしようとする
- 「アカウントを確認」というポップアップが出るので、そこから進むと「None」の選択肢が現れます
- 「None」を選んで設定を完了させる
または、iPhone上で一度デタラメなカード情報を入力して登録を終え、その後 appleid.apple.com にアクセスして支払い方法を削除するという方法もあります。
ステップ5:Binanceを検索してダウンロード
アカウントの切り替えと支払い方法の設定が終わったら:
- App Storeを開く
- 右下の「検索」をタップ
- 「Binance」と入力
- 検索結果の1番目にあるBinance公式アプリを見つける
- 「入手(Get)」をタップ → Face ID / パスワードで承認
- ダウンロード完了を待つ
よくあるエラーと対処法
| エラー内容 | 原因 | 対処法 |
|---|---|---|
| 「このApple IDを確認できません」 | ネットワークの問題 | 接続環境を変えて再試行 |
| 「Apple IDがロックされています」 | セキュリティ保護の発動 | 24時間待つかパスワードをリセット |
| 「iTunesで使用されていません」 | 初回ログイン | ガイドに従い住所等の設定を完了させる |
| 「確認コードが正しくありません」 | 時刻のずれ | コードを再送し、即座に入力 |
登録後のメンテナンス
- 数ヶ月に一度は appleid.apple.com にログインしてアカウントを維持する
- 頻繁に日本の地域に戻さないようにする
- メールアドレスとパスワードは忘れないように管理する
- 信頼できる友人以外にパスワードを共有しない
二つのアカウントの使い分け
| アカウント | 用途 |
|---|---|
| 元の日本アカウント | iCloud + メインのアプリ |
| 米国の新アカウント | Binance + 海外限定アプリのダウンロード |
「設定」内の「iCloud」と「メディアと購入」はそれぞれ独立して切り替えが可能です。
よくある質問 FAQ
Q:登録後、すぐにBinanceをダウンロードできますか?
A:通常は即座に可能です。稀にApp Storeが完全に反映されるまで数時間かかる場合があります。
Q:米国アカウントを使うのにVPNは必要ですか?
A:不要です。登録もダウンロードも通常の日本のネットワークから行えます。
Q:アカウントが削除される心配はありますか?
A:定期的にログインし、異常な操作(極端に頻繁な地域変更など)をしなければ、削除されることはまずありません。
Q:入力する米国の住所は正確である必要がありますか?
A:Googleマップで実在が確認できる住所を入力することをお勧めしますが、あなた自身の住所である必要はありません。
関連記事
- iPhoneのApp StoreでBinanceが出てこない理由
- Apple IDを米国に切り替えてBinanceをダウンロードする全手順
- 日本のアカウントに戻すとデータは消える?切り替えのリスクについて